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Rainy75 Proと無印の違いは?Lite・StandardやRTとの差とJIS版の有無

2026年10月7日を基準日として、WOBKEY Rainy75 Proと無印(Lite・Standard)の仕様や価格の違いを整理しました。日本語配列(JIS)の提供状況や磁気軸モデル「RT」「HE」との相違点、購入前の確認点を公開資料に基づいて紹介します。

製品写真(記事ヒーロー)
Rainy75 WOBKEY メカニカルキーボード 比較

検証基準日は2026年10月7日です。WOBKEYの公式Wikiによると、Rainy75 Proの標準構成はFR4プレート、7000mAhのバッテリー、JWK WOBまたはKailh Cocoaスイッチを採用し、Lite・StandardはPPプレート、3500mAhのバッテリー、HMX Violetスイッチを採用しています。背面ウェイトは基本的にProがステンレス、Lite・Standardがガラスで、RGBはPro・Standardが搭載、Liteが非搭載です。接続方式、サイズ、ガスケット構造、VIA対応は基本3版で共通です。国内ではPro JISの完成品が販売され、アークとKIBU SHOPの表示価格は27,720円(税込)です。Lite・Standardの現行JIS完成品はメーカーの公開資料では確認できませんでした。mastdesignの国内発売時の仕様紹介によると、Rainy75 RT・HEはUSB有線専用の磁気スイッチを採用した別系統のゲーミングモデルです。

Rainy75 ProとLite・Standardの違い

Rainy75の基本モデルは「Lite」「Standard」「Pro」の3種類に分かれます。以下の比較はWOBKEY公式WikiのSpecsとDriver & Firmware(いずれも最終編集日:2026年7月19日)の記載を基準にしています(公式Specs、公式Driver & Firmware)。公式サイト内のレビュー(WOBKEY掲載レビュー)とアークの仕様表(Rainy75シリーズの案内)も参照しています。プレート素材、バッテリー容量、キースイッチ、RGB、背面ウェイトに違いがあります。色や販売店の特別仕様、静音版、限定版では構成が異なり、遊舎工房のPro特別仕様版はアルミプレートを採用しています(遊舎工房の商品説明)。稼働時間はWOBKEYの公称値で、長時間駆動にはRGB消灯・低遅延モードオフなどの条件があります。

項目 Lite Standard Pro
プレート素材 PP(ポリプロピレン) PP(ポリプロピレン) FR4(ガラスエポキシ)
バッテリー容量 3500mAh 3500mAh 7000mAh
公称稼働時間(RGB消灯時) 最大約450時間 最大約450時間 最大約900時間
公称稼働時間(RGB点灯時) 対象外(RGB非搭載) 約40時間 約80時間
バックライト(RGB) 非搭載 搭載 搭載
標準キースイッチ HMX Violet Linear HMX Violet Linear JWK WOB または Kailh Cocoa Linear
背面ウェイト素材 ガラス(グラデーション/鏡面。色・仕様による) ガラス(グラデーション/鏡面。色・仕様による) ステンレス(SUS304)
本体重量 1.8 kg - 2.0 kg(公称値の幅) 1.8 kg - 2.0 kg(公称値の幅) 1.8 kg - 2.0 kg(公称値の幅)

公式Wikiの基本3版では、CNC加工の6063アルミニウム筐体、ガスケットマウント構造、81キーの75%レイアウト、ホットスワップ対応、VIAによるキーマップ変更機能が共通です(公式Specs、公式Overview)。有線USB-C、2.4GHz無線、Bluetooth 5.0にも共通で対応しています。WOBKEYはポーリングレートを有線1000Hz、2.4GHz 1000Hz、Bluetooth 500Hzと公表しています。低遅延モードの遅延は有線2ms、2.4GHz 3ms、Bluetooth約7msと説明しており、これらはメーカーの公称値です(公式User Manual)。Proだけが高いポーリングレートになるという仕様差はありません。

本体の重量について、公式Wikiでは機種別の数値が記載されておらず「1.8 kg - 2.0 kg」という全体の幅のみが示されています。XROSSHAIRはColor(Standard)のホワイトを実測し、1.8kgと報告しています(XROSSHAIRのレビュー)。一方、AKIBA PC Hotline!の2026年1月27日の記事によると、Pro JISの重量は約2kgです(Pro JISの紹介記事)。この約2kgという紹介値は実測値としては扱えず、公式資料から各モデル間の厳密な重量差は確認できません。

バッテリーの持続時間について、WOBKEYはRGB消灯時の最大稼働時間をLiteおよびStandardで約450時間、Proで約900時間と説明しています。WOBKEY公式サイト内のレビューでは、Proの最大900時間はRGBと低遅延モードをともにオフにした場合の値と説明されています(WOBKEY掲載レビュー)。RGB点灯時はStandardが約40時間、Proが約80時間とWOBKEYは案内しています。LiteはRGB非搭載です。ワイヤレス運用で充電頻度を減らしたい人や、FR4プレートの打ち心地を好む人にはProが選択肢になりますが、稼働時間は設定や利用条件で変わります。RGBが不要でコストを抑えたい場合はLiteも選択肢になります。

日本語配列(JIS)の展開状況と注意点

Rainy75 Proには公式に日本語配列(JIS)モデルが存在します。WOBKEYの公式WikiにはJIS専用のファームウェアとキー設定用JSONファイルが用意されています(https://wiki.wobkey.com/en/Products/Rainy-75/Driver-Firmware)。

日本国内では、KIBU SHOP(Pro JISの商品ページ)やパソコンSHOPアーク(Pro JISの商品ページ)などでRainy75 Pro JISが販売されています。アークの商品型番はPR75BLK-JISで、搭載スイッチはKailh Cocoaです。遊舎工房のPro JIS商品説明にもKailh Creamy Cocoa、FR4プレート、7000mAhのバッテリーが記載されています(遊舎工房の商品説明)。KIBU SHOPの案内によると、Black・LunaにはCocoa版に加えてSHHH静音版の選択肢もあります。Greenkeysは2026年6月26日に「KIBU Gear SHHH Switch」搭載のPro JISモデルが追加されたと報じています(Greenkeysの取扱情報)。

LiteやStandardの日本語配列モデルについては、過去にLite限定でJISプレートと日本語キーキャップによる対応が報じられた事例(https://xrosshair.jp/wobkey-rainy75)があるものの、2026年10月7日時点におけるメーカーの公開資料や国内代理店の取扱製品において、LiteおよびStandardのJIS完成品は確認できませんでした。

日本語配列と英語配列の違いや日本語入力設定の詳細は、Rainy75は日本語配列で使える?JIS版とUS配列の違い・日本語入力設定を参照してください。

Rainy75 RT・HEとの違い(別系統の磁気軸モデル)

Rainy75 RT・HEは、メカニカルのRainy75 Proの上位機種ではなく、磁気スイッチを搭載した別系統のゲーミングモデルです。mastdesignの国内発売時の仕様紹介によると、RTとHEにはそれぞれLiteとProがあり、日本国内発売は2024年11月10日です(mastdesignの仕様紹介)。公式Wikiの製品一覧にはRT・HEの項目がありません(WOBKEY公式Wiki製品一覧)。WOBKEY公式ストアの商品ページによると、Rainy75 RTは別商品として掲載され、説明はRT Proを基にしていると注記されています(WOBKEY公式ストアRainy75 RT)。

下表のHE・RT欄は、mastdesignが国内発売時に紹介したKIBU発表の仕様です。8000Hzはメーカー・代理店の公称値です。

項目 Rainy75(Lite / Standard / Pro) Rainy75 HE・RT(各Lite / Pro)
スイッチ方式 メカニカル 磁気スイッチ(ホールエフェクト軸)
搭載スイッチ Lite・Standard:HMX Violet、Pro標準構成:JWK WOBまたはKailh Cocoa HE:Gateron Jade Pro、RT:TTC KOM RGB
接続方式 有線 / 2.4GHz無線 / Bluetooth USB有線のみ(国内発売時の仕様紹介による)
ラピッドトリガー 非対応(アークの基本3版の仕様表による) 対応(国内発売時の仕様紹介による)
ポーリングレート 最大1000Hz(WOBKEY公称値) 最大8000Hz(KIBU発表の公称値)
設定ソフトウェア VIA対応 ウェブソフトウェア(国内発売時の仕様紹介による)
国内価格の比較例 Pro US:26,730円、Pro JIS:27,720円(アーク表示、税込) HE Lite:31,500円、HE Pro:33,500円、RT Lite:33,000円、RT Pro:35,000円(2024年11月発売時、税込)

通常のRainy75はワイヤレス接続に対応しています。一方、mastdesignの国内発売時の仕様紹介およびWOBKEY公式ストアの利用者レビューによると、Rainy75 RTはUSB有線専用です。ラピッドトリガーを重視する場合はRT・HE系、ワイヤレスで使いたい場合はメカニカルのRainy75系が選択肢になります。日常的なタイピングを目的とするだけで、RT・HEが対象外になるわけではありません。

国内・海外の価格と購入先の比較

Rainy75シリーズの価格は、モデル、配列、販売店によって異なります。以下は確認日を2026年10月7日として整理した公開表示価格です。発売時の案内と販売ページの表示は区別して記載しています。

国内の表示価格と販売開始時期は以下の通りです。

販売店・情報源 対象モデル 表示価格 発売時期・表示状態
パソコンSHOPアーク Rainy75 Pro JIS 27,720円(税込) アーク販売開始:2026年1月20日。在庫あり表示(商品ページ)
パソコンSHOPアーク Rainy75 Pro(US配列) 26,730円(税込) アーク販売開始:2024年8月8日。シリーズ販売案内の表示価格(案内記事)
パソコンSHOPアーク Rainy75 Lite 現在価格は未確認 アーク販売開始:2024年8月8日。取り扱い終了表示(商品ページ)
KIBU SHOP Rainy75 Pro JIS 27,720円(税込) KIBU SHOPの案内による表示価格。Black・Luna、Cocoa・SHHH静音版の選択肢あり。販売開始日の記載なし(商品ページ)
遊舎工房 Rainy75 Pro JIS 30,800円(税込) 完売表示。販売開始日は未確認(商品ページ)
遊舎工房 Rainy 75(US配列) 24,560円(税込)〜 色・版を選択する商品ページの表示。各構成の価格と販売開始日は購入前に確認(商品ページ)
Amazon.co.jp Rainy75 Pro JIS 購入時に確認 商品ページあり。購入時の価格・在庫は販売ページで確認(商品ページ)
Greenkeysの発売案内(販売先:Amazon.co.jp・KIBU Shop) Rainy75 Pro JIS Luna 24,948円(税込) Greenkeysによると2026年5月28日発売時の価格(Luna発売案内)

Lunaの発売案内の24,948円とKIBU SHOPの27,720円は、情報源と時期が異なる価格です。価格差の理由は確認できていません。上記アークのPro USとPro JISの表示額を比較した差は990円です。

海外公式ストアの表示価格は以下の通りです。通貨は米ドル(USD)、確認日は2026年10月7日です。海外での発売日は公式の説明では確認できませんでした。

販売店・対象モデル 表示価格・税表示 発売時期・表示状態
WOBKEY公式ストア Rainy 75 $129.99(VAT込み表示) 海外発売日は未確認。選択中SKUはLR75BK(Black Lite)、完売表示(商品ページ)
WOBKEY公式ストア Rainy 75 Pro Limited Orange $159.99(VAT込み表示) 海外発売日は未確認。Mangoスイッチの限定版、完売表示(商品ページ)
WOBKEY公式ストア Rainy 75 Pro Black SHHH $169.99(税込・税別は未確認) 公式ストアの商品ページによる表示価格。海外発売日・在庫は未確認(商品ページ)
WOBKEY公式ストア Rainy 75 RT $179.99(税込・税別は未確認) 公式ストアの商品ページによる表示価格。海外発売日・在庫は未確認(商品ページ)

アークのLiteは取り扱い終了と表示されていますが、この1店舗の状況から国内全体の流通量は判断できません。購入前には、配列、色、スイッチ、特別仕様の有無に加え、各販売店で最新の価格と在庫、送料を確認してください。

VIA設定の確認先

公式Wikiでは、Pro・StandardのRGB版用、Liteの非RGB版用、JIS用、DE/UK-ISO用のVIA JSONが、それぞれ有線用と2.4GHz用に分かれています(公式Driver & Firmware)。ProのUS配列はRGB版用、Pro JISはJIS用を選ぶため、配列と接続方式を合わせて確認してください。設定の詳細はRainy75のVIA設定方法|JSONの選び方と認識しない時の対処、初期設定や接続の確認はRainy75完全ガイド|初期設定からVIA・接続・日本語入力・復旧までを参照してください。

出典

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